2011/08/18

夏の読書10


10 て言いたいんですがホントは 2( ^ ^;)
夏休みはいつも
「本を読むぞぉー!」
と意気込んでたけど10冊読めた試しがナイ。。


そんな私のこの夏に読んだおすすめ本、

◉ 堀江 敏幸さんの『 もののはずみ 』

です。
堀江さん大好き。小説はいくつか読んでたんですが
エッセイは初めて。
がらくた(ご本人談)を愛する堀江さんが、そのモノとのエピソードや後ろにある物語を語ったエッセイです。

ご自身の撮影した写真を添えて大切に語られるこの本は、ちがう場所、ちがう時代にトリップできて、自分じゃない人の視点を体験できます。たのしい…
こちらも大切に読みたい気持ちになって、
寝る前や電車のなかでちょっとずつ読み進めてました。
(特に好きなのは「空気が一変した」で、もう何回も読む)

育児などで本読むヒマがない人にもオススメ◯
短い文章で、遠くに行けるから(^^)

あと、自分であることに疲れちゃった人にも◯
これは個人的なオススメだけど
(そーゆーときってないですか?)






いま読んでるのは

◉ 色川 武大さんの『 うらおもて人生録 』

です。
この方ずっと気になってて、先日 本屋さんで目について衝動買い。
読み始めてすぐ思ったのは
「おもしろいおじさんと出会っちゃったな〜」
です。このおじさんのこと好きになりそうな予感。

劣等生諸君に… と話しかけるようなかんじなので
余計に知り合った感があるのかも。
アウトローなおじさんの話にフムフムと聞き入る夏です。