2010/04/11

にやりの瞬間


私は、心底 イイッと思った時、にやりとします。
しようと思ってするんじゃなく、勝手ににやりとしています。

服を買うとき
LIVEを見たとき
かわいいひとを見たとき
康本雅子さんの踊り見たとき
かばんが出来たとき

理屈じゃなくてココロが喜んだときにするんだと思います。
だからにやりは重要なバロメータになっています。
お洋服見てて「わ〜すごく好き!」と思っても、鏡に映してにやりとしなかったら買わない。
好きだけど、きっと自分には似合ってないんですね。

こないだ個展をしているあいだ、私はいくつかの にやりの瞬間に遭遇しました。
自分のじゃなくて、ひとの。

OPUSのKちゃんは会場をぐるぐるして、どれにするかすごーく悩んでた。
ようやく「パレード」のIKAに決まってお包みしてると、静かに言った。
「これは、わたしのとこに来るべくして、来た。」
そしてにやりーとしていました。

お友だちに誘われて見に来てくれた女の子は「READER TOTE」をじっと見てニコッとした。
おやっと思っててお帰りのころに、どれが一番好きでしたか?とたずねたら、このTOTEを指差して
「これです。なんかすごく好き!ひとつじゃなくて、ふたつ並べてずーっと見ていたい」
と!

自分の作ったもので、ひとが にやりとしているなんて・・・
うれしすぎる。こうして見てもらえてほんとうによかったなあ!と思うのでした。そしてまた私が にやりとするという(にやり循環)